盛岡大学・盛岡大学短期大学部

2023/03/20

大学

令和4年度・第15回日本文学科賞について

 本学文学部日本文学科は平成19年度に創設20周年を迎え、その節目の年に日本文学科賞を設置しました。この賞は大学4年間の学問・研究の集大成である卒業研究論文を対象として授与されるものです。
 本年度は大賞1名、優秀賞1名、奨励賞6名が選出されました。本賞の授与式は、令和5年3月17日の卒業式挙行後の学科単位での伝達式にて行われました。
 受賞論文は以下の通りです。また大賞と優秀賞の論文は『日本文学会学生紀要』第31号にその全文が掲載されています。

大賞

坂野萌恵「石川啄木「雲は天才である」論」

優秀賞

髙橋侑万「泉鏡花『夜行巡査』論―八田義延の人物像と作品の主題をめぐって―」

奨励賞

安部央華「草木塔の現代の意義」
柿本樹羅「強調表現としての罵倒語のひろがり」
鎌田葵「強調表現の多様性」
杉山伊吹「浦島太郎の研究」
増茂和哉「『史記』伯夷列伝にみえる司馬遷の天道観に関する一考察」
道又練「貴志祐介『新世界より』論―共同体を維持するための排除の構造―」

 なお本学科の卒業研究の分野は、日本語学、日本文学、中国文学、民俗学、書道、国語科教育学、日本語教育学、図書館に関するものがあります。