2025/12/04
日本文学科
令和7年度 盛岡大学日本文学会秋季研究発表大会及び日本文学科特別講義を開催しました
盛岡大学日本文学会は、令和7年度秋季研究発表大会を令和7年11月29日(土)に開催しました。
今大会では、研究会と学生個人による研究発表が三件行われ、それぞれ今春からの研究活動の成果の一部を発表しました。各口頭発表後には参加者から質問があり、それらを踏まえ、今後の『日本文学会学生紀要』への投稿に向けて、考察内容のさらなる深化が期待されます。
〈発表題目と発表者〉
1、菊池寛『恩讐の彼方に』論―実之助の敵討ちの行方―……近現代文学研究会
2、啄木と賢治の盛岡と東京―理想と現実―……啄木・賢治研究会
3、宮沢賢治「小岩井農場」論……川崎凌空(本学学生)
そして、同日午後には、日本文学科特別講義が行われました。今年は本学名誉教授の大石泰夫先生(現職:國學院大學教授)にお越し頂き、「田楽について―東アジアの芸能という視点から―」と題した講義をして頂きました。
国内での田楽の起源やその研究史から説き起こし、中国青海省で調査された高足を使用する芸能を紹介しながら、東アジアの芸能という視点を交えて考察した大変興味深い講義内容でした。
また同日夕刻には、盛岡市内に会場を移し、懇親会を開催しました。特別講義の講師の先生・在学生・卒業生・教員が多数参加し、親交を深めたり、旧交を温めたりすることができました。









