2025/10/29
グローバル
第8回ランチョンセミナーを開催しました。
2025年10月17日(金)、多文化共生センターは第8回ランチョンセミナーを開催しました。今回は、社会文化学科の鈴木真太朗准教授を通じて、西アフリカ、ブルキナファソのLédéa Bernard Ouédraogo Universityより、助教のイエン・ノインドンモン・アレン先生を講師にお迎えしました。
セミナーには40名を超える学生・教職員が参加し、ブルキナファソの文化や歴史、そしてフランスによる植民地支配の「影」の部分について、アレン先生のお話しに熱心に耳を傾けました。
参加者からは、「“仕事より家族が大事”という価値観は、今日の日本とは異なると感じた」、「現地の言葉を話すことが禁じられ、学校ではフランス語以外を話すと罰を受けるという事実に驚いた」などの声が聞かれ、ブルキナファソの独自の文化や、植民地時代の影響が現在も色濃く残っている現状に、多くの関心と驚きが寄せられました。
なお、アレン先生は、白水社の月刊誌『ふらんす』(2023年4月号~9月号)にて、ブルキナファソの文化に関する記事を連載されており、鈴木先生が翻訳を担当されています。本学図書館にも所蔵されていますので、興味のある方はぜひご覧ください。




