盛岡大学・盛岡大学短期大学部

2024/12/04

日本文学科

令和6年度 盛岡大学日本文学会秋季研究発表大会及び日本文学科特別講義を開催しました

 盛岡大学日本文学会は、令和6年度秋季研究発表大会を令和6年11月30日(土)に開催しました。当日の朝は前夜の降雪が一部残り、今シーズン最初の岩手らしい冬日となり、晴天にも恵まれました。
 今大会での研究発表は、研究会と学生個人によるもので、3件の発表とも4月以来の研究活動をもとにした内容でした。発表後には参加者から質疑とその応答があり、今後のさらなる研究の発展と充実が期待されます。
1、江戸川乱歩『人間椅子』論―椅子の形と、西洋から日本への憧れの変化……近現代文学研究会
2、現代における手書き文字の意義について……書学書道史研究会
3、宮沢賢治『よだかの星』論……川崎凌空(本学学生)

 そして、同日午後には、日本文学科特別講義が行われました。今年は明星大学教授の勝又基先生をお招きし、「古典教育のこれから―登山から航海へ」と題した講義をして頂きました。古典不要論が話題となる昨今の状況について、受講者と双方向のやり取りをしながら、アグレッシブにお話し下さいました。受講者の多くは、日本古典文学への認識を一変するような刺激を受けたように見受けられました。
 なお、同日夕刻からは盛岡駅近くの飲食店に会場を移し、5年ぶりとなる懇親会を開催し、特別講義の講師の先生・在学生・卒業生・教員の皆で、有意義で楽しいひと時を過ごすことができました。



大会当日の雪の残るキャンパス



受付(大会会場入り口)





会長挨拶



学生代表委員長挨拶





近現代文学研究会による研究発表


 






書学書道史研究会による研究発表







3年次学生による研究発表





 



特別講義の講師紹介



特別講義:古典教育のこれから―登山から航海へ