山上浩嗣先生（大阪大学教授）による特別講演会を実施しました

令和6年8月1日（木）に、特別講演：「パスカルのメメント・モリ──『パンセ』における「人間の尊厳」──」（主催：盛岡大学文学部社会文化学科）を実施しました。講演者は、17世紀フランス文学・哲学分野で日本を代表する研究者の一人として知られる大阪大学人文学研究科教授、山上浩嗣氏でした。講演会は本学社会文化学科の鈴木先生の司会で進められ、山上先生には、自然学者、思想家として知られるブレーズ・パスカルの未完の著『パンセ』を考察の材料として、そこで展開される「考える葦」と「賭け」についての思想を平明に解説していただきました。学生、教員、事務職員、他大学教員から成る出席者からは、講演後さまざまな質問が寄せられ、活発に質疑応答が行われました。特別講演会にご出席くださった皆さま、講演会の実施にご協力いただいた関係各位の皆さま、そして、お忙しいなか本学にお越しくださった山上浩嗣先生、どうもありがとうございました。