大学の授業
授業科目は、大きく分けると教養科目、専門科目、資格を取得するために必要な科目とで構成されています。
学生は、所属する学科の授業科目の規定に従い、各自の希望を取りいれながら選択して時間割を決定していきます。授業は、1年間を前期(4月〜9月)、後期(10月〜3月)の2期に分け、それぞれ試験を含めず15週(回)ずつ組まれています。夏期休暇、冬期休暇中に集中講義が組まれる場合もあります。
※本学ではセメスター制をとっています。セメスター制とは、学期ごとに授業を完結させる制度のことです。例えば、前期に行われる授業科目については前期の終わりに試験を実施し、評価を出し、単位を授与するというものです。
単位制
各授業科目には単位がついています。単位は、その授業の方法により講義、演習、実験・実技、実習の4種類に分けられます。計算方法は、次のようになります。
- 講義は、15時間の授業をもって1単位とします。
毎週1回、2時間(実質90分)の授業を受講し、試験に合格すると2単位が授与されます。 - 演習は、15時間の授業をもって1単位とします。
毎週1回、2時間(実質90分)の授業を受講し、試験に合格すると2単位が授与されます。 - 実験及び実技は、30時間から45時間の範囲で定める時間の授業をもって1単位とします。
毎週1回、2時間(実質90分)の授業を受講し、試験に合格すると1単位が授与されます。 - 実習は、30時間から45時間の範囲で定める時間の授業をもって1単位とします。
教育実習等の学外実習については、免許等の種類ごとに実習の時間数(日数)が定められています。
卒業単位数
卒業に必要な単位数は、文学部 英語文化学科124単位、日本文学科124単位、社会文化学科124単位、児童教育学科124単位、栄養科学部124単位です。学科ごとに必要な授業科目及び単位数が定められています。各学科のカリキュラム表を参照し、必修、選択必修、選択の別をよく注意し、定めに従って履修計画をたててください。
- 必修科目は、必ず履修しなければならない科目です。
- 選択必修科目は、いくつかの指定された科目の中から選択して必ず履修しなければならない科目です。
- 選択科目は、各自の興味や必要に応じて選択して履修する科目です。
他学科開講科目の履修
文学部においては、2年次以降になると、所属する学科以外の学科に開講している授業科目についても、所定の手続を経て受講し単位を修得することができます。
ただし、一部の科目については、他学科履修することができません。また、1年次開講科目のうち、学芸員課程、日本語教員養成課程の一部の科目に限り、1年次から他学科履修することができます。
修得した単位は各学科ごとに定められた範囲内で卒業単位に含めることができます。
授業時間
1校時 | 8:45~10:15 |
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2校時 | 10:25~11:55 |
(昼休み) | 11:55~12:50 |
3校時 | 12:50~14:20 |
4校時 | 14:30~16:00 |
5校時 | 16:10~17:40 |
休講
教員がやむを得ず授業を休む場合は、ポータルサイトにてお知らせします。この場合、補講を組んだり、課題を指示することがありますのでよく注意して確認をしてください。
休講の通知がなく、授業開始時刻から30分過ぎてもなお授業が開始されない場合は、学生部に問い合わせて指示を受けてください。
自然災害等による休講等の措置に関する申し合わせ
自然災害(地震・台風・火山噴火・洪水・雪害などの自然現象が直接原因となって起こる災害)による学生及び教職員の安全確保のため、 授業の休講及び定期試験の延期の措置について必要な事項を下記のとおり定める。
記
1. 自然災害等による休講の基準
- 盛岡広域市町村に大雨・洪水・暴風・暴風雪のいずれかの警報が発令された場合。
- 午前6時に警報が発令中の場合は、午前の授業を休講、定期試験を延期とする。
- 午前10時に警報が発令中の場合は、午後の授業を休講、定期試験を延期とする。
- 授業開始時に発令された場合は、次の時限以降の授業を休講、定期試験を延期とする。
- 警報発令の有無にかかわらず、被害甚大等の場合は、授業を休講、定期試験を延期とする。
- 大規模地震対策特別措置法(大震法)に基づく警戒宣言が発令された場合。
- 午前6時に警戒宣言が発令中の場合は、午前の授業を休講、定期試験を延期とする。
- 午前10時に警戒宣言が発令中の場合は、午後の授業を休講、定期試験を延期とする。
- 授業開始後に発令された場合は、次の時限以降の授業を休講、定期試験を延期とする。
- 自然災害等により、交通機関(JR東日本、銀河鉄道、県交通、県北バス)が運休した場合。
- 午前6時に交通機関全線が運休している場合は、午前の授業を休講、定期試験を延期とする。
- 午前10時に交通機関全線が運休している場合は、午後の授業を休講、定期試験を延期とする。
- 一部の区間のみが不通である場合は、具体的な状況に応じて、授業休講及び定期試験延期の措置を決定する。
- 上記(1)~(4)の措置の是非については、学生部長が判断する。その他、学生部長が学生の安全確保等のため必要があると判断した場合は、授業の休講及び定期試験の延期等の措置を行うことがある。
2. 休講等の周知
授業の休講又は定期試験の延期等の措置を講じる場合は、ポータルシステム等で周知する。
3. 救済措置
- 授業等を休講にしない場合において、自然災害のため通学経路上の公共交通機関が運休する等やむを得ない事情により学生が欠席した場合には、証明書を添付した「欠席届」を提出することにより、授業担当教員へ当該学生に対し欠席による不利益を与えないよう配慮を依頼するものとする。
- 授業を休講にした場合は、補講あるいはその他の代替措置を講じる。
- 定期試験を延期する場合は、新たな実施日程等をポータルシステムにより周知する。
4. 警報等の確認方法
警報等の発令及び解除並びに鉄道の運行状況の確認は、テレビ・ラジオ等の報道により学生部が行うものとする。
5. その他
- 教育実習、介護等体験、インターンシップ等については、原則として受入れ先の指示に従うものとする。
- 授業の休講及び定期試験の延期の措置をした場合は、原則として、課外活動は全て禁止するとともに、学内施設も閉鎖する。
- 休講となった授業及び延期した定期試験については、実施日時が決まり次第、ポータルサイトにて周知する。