授業科目年次配当表(教育課程表)
学生が履修する授業科目名、単位数および開設年次等は、授業科目年次配当表に詳しく記載されている。以下に述べる卒業に必要な単位数および資格取得に必要な単位数を参照しながら、授業科目年次配当表の各分野から授業科目を選択履修する。
卒業に必要な単位数について
幼児教育科において卒業するために必要な単位数は下記のとおりである。具体的な授業科目の履修については授業科目年次配当表を参照すること。
区分 | 最低単位数 | ||
---|---|---|---|
教養教育科目 | 選択及び必修 | 12単位 | |
教養科目系 | 必修2単位含む | ||
外国語科目系 | 必修4単位含む | ||
体育科目系 | 必修単位、必修1単位含む | ||
専門教育科目 | 必修 | 47 | 50 |
選択 | 3 | ||
計 | 62 |
保育士課程履修について
① 保育士資格を取得しようとする学生は、卒業に必要な単位数にあわせて保育士資格取得に関する授業科目を履修し、その単位を修得しなければならない。
② 保育士資格を取得しようとする学生は、1年次の始めに「資格課程履修届」を学生部に提出しなければならない。また保育士課程の履修を放棄する場合には、「資格課程履修辞退届」を提出しなければならない。
③ 次の各項に該当する場合は原則として保育実習を履修することができない。
- 1年前期における授業科目数の30%以上の単位取得が出来なかった者。(但し、追再試験は含まない)
- 1年次における授業科目数の80%以上の単位取得が出来なかった者。
教職課程履修について
① 幼稚園教諭二種免許状を取得しようとする学生は、卒業に必要な単位数にあわせて、幼稚園教諭二種免許状取得に関する授業科目を履修し、その単位を修得しなければならない。
② 幼稚園教諭二種免許状を取得しようとする学生は、1年次の始めに「資格課程履修届」を学生部に提出しなければならない。また教職課程の履修を放棄する場合は、「資格課程履修辞退届」を提出しなければならない。
③1年次における教育実習は、9月に実習協力園において行う。
④ 1年次における授業科目数の80%以上を取得出来なかった者は、原則として2年次の教育実習を履修することが出来ない。
児童厚生員二級指導員資格
児童厚生員二級指導員資格は、児童健全育成推進財団が定める基礎資格で、児童館・放課後児童クラブの活動に深く関わります。この資格を取得すると、児童厚生員や放課後児童支援員としての待遇が優遇されることがあります。本学では、児童厚生員二級指導員資格取得に必要な5科目9単位を履修することで、卒業時に資格を取得できます。これにより、子どもたちの発達支援に直接的に関わることが可能となります。
認定絵本士資格
2024年度から新設された幼児教育科の認定絵本士養成講座では、絵本について深く学び、子どもたちの成長を支える専門家を目指すことができます。この資格は、子どもたちの言語力、感性、理解力の発達を促進し、豊かな人格形成を支援します。
幼児教育科で「絵本の世界Ⅰ」と「絵本の世界Ⅱ」の2科目を修得することで、認定絵本士の資格が取得できます。さらに絵本の魅力や可能性を伝え、地域の読書活動を充実させるなどの実務実践経験を3年間積むと、「絵本専門士」の認定を受けることができます。
社会福祉主事任用資格
社会福祉主事任用資格は、地方自治体の福祉事務所や福祉施設で働くための資格で、国家資格の「社会福祉士」とは異なります。この資格を持つと、福祉事務所や各種相談所の様々な職種に就くことが可能です。資格取得には、本学で開講している4科目から3科目以上を履修する必要があり、これらには卒業必修科目が3科目含まれているため、卒業と同時に資格要件を満たすこととなります。
学外実習について
保育士資格及び幼稚園教諭二種免許状の取得に係わる学外実習の種類と実習時期は次のとおりである。
実習の種類 | 年次 | 時期 | 備考 |
---|---|---|---|
施設実習 | 1 | 11月(10日間) | 保育実習Ⅰ |
2 | 11月(10日間) | 保育実習Ⅲ | |
保育所(園)実習 | 2 | 8月(10日間) | 保育実習Ⅰ |
2 | 9月(10日間) | 保育実習II | |
幼稚園実習 | 1 | 9月(5日間) | 教育実習 |
2 | 6月(15日間) | 教育実習 |
※ 保育士資格を得ようとする者は、必ず保育実習Ⅱおよび保育実習指導Ⅱか保育実習Ⅲおよび保育実習指導Ⅲのいずれかを選択しなければならない。