人間栄養学を多面的に学び、
地域に根ざした栄養と健康の専門家である
「管理栄養士」をめざす人材を養成
こんな人に学んでほしい
- 栄養学について深く学びたい
- 栄養と健康の関わりを探究したい
- 一人ひとりに適した栄養のマネジメントをしたい
- 栄養の指導を通じて、人々の健康に寄与したい
- 地域社会に根ざした食のあり方について広く学びたい
- 病院や福祉施設で働く管理栄養士になりたい
期待される主な進路
- 行政(国・地方自治体)
- 病院
- 介護・福祉施設
- コントラクトフードサービス(給食委託会社)
- 食品関連企業
- その他
学びのポイント
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01
地域社会に根ざした
「管理栄養士」を育成地域における環境、人々の健康と食生活との関係や固有の食文化を学び、地域に住む人々の健康を栄養・食生活から支える地域社会に根ざした管理栄養士を育成します。
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02
合計300時間以上の
充実した臨地実習管理栄養士必修科目として5週間+選択科目として2週間、合計300時間以上という充実した臨地実習が経験できます。栄養系大学で臨地実習を300時間以上経験できる大学は、それほど多くはありません。
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03
実務家教員による
現場目線の徹底指導専門科目は管理栄養士として実務経験を有する教員が担当しており、就職後に役立つことを意識した現場目線の指導が行われています。
学びで育まれる力
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専門的知識や
技能の活用力人間栄養学に基づいた健康・栄養・食に関する専門的知識と技能を修得し、能動的に課題を探究しながら、積極的に活用することができる力を養います。
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社会に対応した
実践的応用力社会・環境の変化や地域の特性を踏まえたうえで健康・栄養・食に関する課題を捉え、専門的知識と技能を駆使することにより、栄養管理・指導を実践する力を培います。
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コミュニケーション力を
基盤とする協働・実践力健康・栄養・食に関する知識や技能を活用することのできるコミュニケーション能力を培い、多職種と連携・協働して役割を果たすことができる実践力を身につけます。
学びの特色
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Q.「栄養科学科で学ぶ」とは?
A."人"を対象とした栄養学をベースに
包括医療(1次・2次・3次予防)を担う
栄養の専門家を目指すということです。栄養士法では、「管理栄養士とは、高度の専門的知識及び技術を要する健康の保持増進のための栄養の指導を行う事を業とする者(一部抜粋)」と定義されています。
個人または不特定多数の"人"を対象とした栄養の指導を行うためには、科学的根拠に基づいた思考と、倫理観が必要となります。さらに、あらゆるライフステージ・ライフスタイルの人々を対象とするため、それに対応できる栄養の専門家としてのコミュニケーションスキルが求められます。 -
例えば、こんなことも栄養科学科の学びです。
人々の健康な生活を「栄養・食生活面」から
支援するのが管理栄養士
すなわち"人間栄養学の実践者"です栄養科学科では、"人間栄養学の実践"に必要な知識・技術を、基礎から応用へと段階的・体系的に学べます。
具体的には、まず、基礎科目を通じ、社会および環境と健康の関連、健康・栄養に関わる社会制度や法規、食べ物と健康に関連する栄養と栄養素等のはたらき、食事と調理の科学、人体の構造と機能、疾病の成り立ち等を学ぶことで、管理栄養士としての専門的な学びの土台をつくります。
これらをベースに、基幹科目、展開科目を通じ、人間の行動変容に関する理論、給食の運営と給食経営管理、ライフステージ別栄養管理、傷病者等の栄養管理、人々の健康と地域栄養活動等を学び、管理栄養士としての専門的知識や基本的スキルを身につけます。
さらに、展開科目や実践に結びつける科目群を通じて、管理栄養士としての実践力を高めます。卒業後は、人間栄養学に関する知識と技術を携えた有為な人材として、人々の栄養・食生活にあらゆる場面で寄り添い、地域の健康長寿や幸福の実現に貢献できます。
在学生の声
栄養科学科に決めた動機は?
・地域で活躍する管理栄養士を輩出しているため
・管理栄養士国家試験のサポートが充実しているから
・臨地実習が300時間以上あり、他大学より現場での経験を積めるから
栄養科学科で良かったと思うことは?
・管理栄養士として実務経験がある先生から、現場を意識した指導を受けることができる
・地域栄養活動論実習や地域食材資源論など、地域のことが学べること
・臨床栄養学実習など、チーム医療の一員として活動するための学びがある
・先生との距離が近く何でも相談できる
将来の夢は?
・行政の管理栄養士になり、地域の健康を支えたい
・患者さんの生活の質向上のお手伝いができることから、病院の管理栄養士を目指したい
・常に学ぶ姿勢を忘れず、専門的な知識をしっかりと身につけ、人の役に立ちたい