令和4年度 盛岡大学日本文学会 春季大会を開催しました

　盛岡大学日本文学会は、令和4年度春季大会（総会・講演会）を令和4年5月28日（土）に砂込キャンパス内で開催しました。本年度もコロナ禍のため、昨年と同様に学内会員限定での開催と致しました。
　総会では、昨年度の活動と決算の報告、本年度の役員の選出、事業計画案と予算案が提案され、それぞれ承認されました。
　休憩を挟んだ後、本学助教の山﨑薫先生より「「娘」を盗まれる光源氏－『源氏物語』の催馬楽引用－」と題した講演が行われました。平安貴族の間で流行した催馬楽（さいばら）について動画で説明後、『源氏物語』における催馬楽の特徴的な引用個所を中心に本文を解説され、和歌引用との相違や登場人物の心情との関わりについて、『源氏物語』に詳しくない来場者にも分かりやすく興味深く講演下さいました。
　なお総会で決定された事項等について、学外会員の方には改めて通知をお送りし、その内容をお知らせする予定です。