盛岡大学・盛岡大学短期大学部

2021/12/01

栄養科学科

卒業研究基礎・卒業研究

これからの管理栄養士に必要とされる基本的な資質・能力の1つに「科学的態度の形成と科学的探究」があります。これは、実践現場から栄養学研究の促進と成果の発信を行い、栄養学の発展と実践の質の向上に寄与することが求められているからです。(管理栄養士養成のための栄養学教育モデル・コア・カリキュラム:日本栄養改善学会,平成30年より)
このようなことから本学では、研究活動に必要な基本事項を修得することを目的に、3年後期に開講される「卒業研究基礎」の中で、研究の必要性、研究倫理、研究計画やすすめ方、文献検索の方法や情報の捉え方を学びます。その上で、主に4年次に自らの研究テーマについて「卒業研究」を進めます。研究は、先行研究等の文献収集から始まり、研究計画の立案、研究の実施、研究報告書の作成、提出までが一連の流れとなります。さらに、口頭発表を行う研究室もあります。このように能動的に研究を進める力を備えることで、PDCAサイクルに沿ったよりよい管理栄養士業務の実践、実践を通じた研究および成果発信、新たな科学的根拠構築につながることが期待されます。そのことが、管理栄養士の資質や地位向上にも発展します。

本学科では多岐にわたる分野で卒業研究を実施しています。

各分野で専門の先生が指導します。
実務家教員も多数担当しており、より実践的な内容で行われています。