盛岡大学・盛岡大学短期大学部

2022/03/18

大学

令和3年度・第14回日本文学科賞について

  本学日本文学科は平成19年度に創設20周年を迎え、その節目の年に日本文学科賞を設置しました。この賞は大学4年間の学問・研究の集大成である卒業研究論文を対象として授与されるものです。本年度は大賞1名、奨励賞6名が選出されました。本賞の授与式は、令和4年3月17日の卒業式挙行後の学科単位での伝達式にて行われました。受賞論文は以下の通りです。また大賞の論文は『日本文学会学生紀要』第30号にその全文が掲載されています。

大賞:工藤菜々子  埴谷雄高『死霊』の方法
奨励賞:井上里菜  時雨沢恵一『キノの旅』論―それぞれの国でキノが得たもの―
奨励賞:小原舞子  中学校国語科における「読むこと」の授業―「アクティブラーニング」を中心に―
奨励賞:熊谷友里  木下龍也論
奨励賞:中村碧    則天武后と書―則天文字を中心に―
奨励賞:中村香穂  「太史公自序」「報任少卿書」に見える司馬遷の思想的傾向
奨励賞:藤原静香   文芸と民俗にみるサケ文化の研究

 なお本学科の卒業研究の分野は、日本語学、日本文学、中国文学、民俗学、書道、国語科教育学、日本語教育学、図書館に関するものがあります。