盛岡大学・盛岡大学短期大学部

2022/03/03

お知らせ

【児童教育学科】第34期美術ゼミナール卒業制作展が開催されました

令和4年2月25日(金)~2月27日(日)岩手県水産会館5階において、文学部児童教育学科(児童教育コース6名、幼児・教育コース1名)美術ゼミナール(深澤教授)の第34期生7名による、卒業展覧会が開催されました。ゼミ生7名は、第74回岩手芸術祭の絵画・デザイン・版画の各部門において全員が入選し、版画部門では1名が優秀賞を受賞するなど、「美術の役割と社会参加」をテーマとして精力的に活動を行ってまいりました。新型コロナウイルス感染症の影響により、本学附属幼稚園で例年実施していた映像紙芝居(ライブスタイル)の上映を見送るなど活動の縮小を余儀なくされましたが、映像紙芝居をDVDに収め附属幼稚園で上映するなど、コロナ禍の厳しい状況下でも創意工夫を行いながら、その逆境を乗り越え、ゼミナール活動の集大成である個性豊かな作品を展示することができました。

34期生は、本格的に制作活動を開始した3年次から既にコロナ禍であり、様々な制限下、新しい生活様式の中での活動でしたが、コロナ禍でも明るい作品が多かったことから、卒業制作展のテーマを「新しい扉~新世界へ~」としました。就職活動と重なり大変な時期もありましたが、美ゼミ伝統の団結力で今回の開催に至っています。
ひとつの作品に込めた時間や思い、気持ちの変化など各自のジャンルや表現方法は異なりますが、今回の卒業制作展を観にきていただいた方の感想を聞く中で、新しい発見や、制作過程を思い返すことで、研究制作をしてきた成果を改めて感じることができました。
卒業後は、教育現場を中心に社会人として活躍していきます。美術ゼミナールでの研究制作活動を糧に、大きく羽ばたいていきます。