盛岡大学・盛岡大学短期大学部

2021/12/09

大学

令和3年度 盛岡大学日本文学会秋季研究発表大会及び日本文学科特別講義を開催しました

 盛岡大学日本文学会は、令和3年度秋季研究発表大会を令和3年12月4日(土)に開催しました。今年は次の3件の研究発表が行われました。発表件数は昨年ほど多くありませんでしたが、各発表では質疑応答が盛んに行われました。今後、それらの質疑を踏まえ『日本文学会学生紀要』への投稿が期待されます。

1、王鐸の長条幅作品における行の揺れについて―墨継ぎと句切れの観点から―……書学書道史研究会
2、宮沢賢治「貝の火」論……若山あおい(本学学生)
3、宮沢賢治「めくらぶだうと虹」論……坂野萌恵(本学学生)

 同日午後には、日本文学科特別講義が催されました。今年は元本学教授の藤原正義先生にお越し頂き、「「言葉による見方・考え方」と言語活動をめぐって」と題した講義をして頂きました。講義では、新学習指導要領と教科書教材を提示しつつ、主体的・対話的で深い学びを推し進める授業実践の具体例について講述下さいました。講義後には教職の道を志している学生から、多くの質問がありました。また、講義の締めくくりには詩吟が披露され、久しぶりに拝聴する先生の風情あるお声に来場者は皆聞き入りました。
 
 なお、感染症予防のため、上記行事は学内関係者限定での実施となりましたことにつきまして、ご理解下さいますようお願い申し上げます。