盛岡大学・盛岡大学短期大学部

2021/09/28

栄養科学科

【栄養科学部】公衆栄養学臨地実習中止に伴う学内実習の取り組み

 栄養科学科「公衆栄養学臨地実習Ⅰ」(佐藤ななえ教授)は、地域住民のQOLの向上や健康状態の改善を図るための公衆栄養活動の実際、活動の評価とフィードバックについて理解するとともに、保健行政における管理栄養士の果たす役割や業務を理解することを目的に、岩手県内の保健所や市町村保健センター等で実習を行っています。

 しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によって5保健所での実習が中止となり、13名の学生を学内実習に切り替えました。学内実習は9月7日~10月15日の間で計画されており、9月21日(火)にはその一環として本学職員を対象とする食育の実践活動が行われました。
 本学は岩手県食育推進ネットワーク会議の構成員として「いわての食育」を推進する役割を担っていること、さらに9月は「食生活改善普及運動」(厚生労働省)月間であることから、これらの趣旨を踏まえて「盛岡大学職員のよりよい食生活」の一助とする目的で企画されたものです。

 具体的には、健康的な栄養・食生活に関する資料や、学生が作成した減塩・適塩の副菜セット(主に野菜料理)が配布されました。
 副菜セットは「さつま芋のレモン煮」「ピーマンの味噌炒め~カレー風味~」「蓮根の南蛮漬け」の3品で、レモンや香辛料の使用や酸味などの工夫により、おいしく減塩がされておりました。