2024/12/19
教員養成サポートセンター
特設 教職支援ガイダンス 「教採スタートアップセミナー」を実施しました
◆ 日時 令和6年11月27日(水) 12:00~12:30
◆ 場所 D102教室
◆ 対象 将来教採受験予定または令和7年度実施の教採で「3年生受験」を検討中の2年生
◆ 内容 教員採用試験・3年生受験までのスケジュール、教サポの活用方法
2年生の教職志望者を対象に、「教採スタートアップセミナー」を実施しました。
各自治体の教員採用試験では、1次の筆記試験の一部または全部を大学3年生から前倒しで受験できる、いわゆる「3年生受験」を実施する自治体が増えています。岩手県や秋田県でも令和7年度実施試験から3年生受験ができるようになるため、早めに対策が始められるよう、今回は2年生に向けてガイダンスをおこないました。
今回は、教員養成サポートセンターで学習相談・指導にあたる相談員3名の先生方から、今後のスケジュールや勉強の進め方について指導をいただきました。
「教員になりたい」学生へ、相談員の先生方からのメッセージです。
◆阿部あずさ先生(小学校全科担当)
教育課題(キーワード)や小学校全科といった筆記試験対策、集団面接・集団討論や個人面接・場面指導等の人物試験対策を担当します。3年生受験も視野に入れている皆さんが今すぐできることは、「自分磨き」(読書やボランティア等)、「採用試験対策」(受験自治体の教採や教育課題の情報収集等)です。教育や子供を取り巻く状況などについても、アンテナを高くし、自身の考えをもてるようにしましょう。
学校の子供たちの前に立つ自分をイメージして、頑張っていきましょう。応援しています。
◆村上淳哉先生(理数担当)
教員採用試験の一次選考では、教科専門(全科)や一般教養で理科や数学の問題が出題されています。その難易度は、全国的に見ても、概ね、中学校の教科書の内容が理解できていれば、対応できる内容となっています。理科や数学を苦手としている人は、その克服に向けて、早めに復習に取り組みましょう。
◆安藤剛先生(論作文担当)
教員採用試験を受けやすくするため、論作文試験を取りやめる自治体が増えています。とはいえ、一つのテーマに答えるため、論理を組み立ててまとまった字数の文章を書くことは、面接での基礎力を高めます。
論作文試験のある人はもちろん、試験科目にない人も、3月に出願書類を書くまでに一定の添削練習を繰り返し、論理的な基礎力をつけておくのが望ましい。出願書類の中の「志望理由」「自己PR 」「学生時代頑張ったこと」でも、社会的な視野の広さをアピールできるようになります。
論作文指導のスケジュールは、1月末まで基本練習、3月まで応用問題に取り組みます。その後5月連休までの出願書類作成をはさんで、1次で論作文試験がある人は4月出願書類完成後から、2次試験の人は各自のペースで5月連休以降、受験する自治体の過去問演習を開始します。
論作文試験のある人もない人も、基本的に週1回は文章づくりの習慣を身につけましょう。