2024/03/21
日本文学科
令和5年度・第16回日本文学科賞について
本学文学部日本文学科は平成19年度に創設20周年を迎え、その節目の年に日本文学科賞を設置しました。この賞は大学4年間の学問・研究の集大成である卒業研究論文を対象として授与されるものです。
本年度は大賞1名、奨励賞5名が選出されました。本賞の授与式は、令和6年3月19日の卒業式挙行後の学科単位での伝達式にて行われました。
受賞論文は以下の通りです。また大賞の論文は『日本文学会学生紀要』第32号にその全文が掲載されています。
大賞
菅野美月:小酒井不木『恋愛曲線』『人工心臓』『痴人の復讐』論―不木作品における構成の狙い―
奨励賞
大石ゆめ:ムカサリ絵馬研究
中野紫乃:『雨月物語』「浅茅が宿」における手児女伝説の役割
細川陽菜:川端康成『眠れる美女』論―女性描写から見る嗜好と願望―
村岡知慧:三島由紀夫『禁色』論―自己の精神性を全うする男性―
谷地希望:『栄花物語』における道長像―『源氏物語』『大鏡』との比較を通じて―
なお本学科の卒業研究の分野は、日本語学、日本文学、中国文学、民俗学、書道、国語科教育、日本語教育学、図書館に関するものがあります。





