盛岡大学・盛岡大学短期大学部

2023/11/30

日本文学科

令和5年度 盛岡大学日本文学会秋季研究発表大会及び日本文学科特別講義を開催しました

 盛岡大学日本文学会は、令和5年度秋季研究発表大会を令和5年11月25日(土)に開催しました。今年の研究発表は、二つの研究会と学生個人によるものでした。3件の発表とも日頃の継続的な研究活動やフィールドワークの成果をもとにした内容でした。それぞれ、質疑応答も盛んに行われ、今後のさらなる研究の深化が期待されます。
1、江戸から現在までの筆記具の持ち方の変遷……書学書道史研究会
2、赤沢地区民俗調査報告……民俗学研究会
3、石川啄木「ローマ字日記」論……田村舞人(本学学生)

 そして、同日午後には、日本文学科特別講義が行われました。今年は岩手大学教授の小島聡子先生をお招きし、「賢治童話の言葉遣いについて―標準語と方言のはざまで」と題した講義をして頂きました。講義では、宮沢賢治の童話作品に見られる、現代の私たちが読むと違和感のある表現について、具体的な例(「ほしいくらゐ」、「まるで」等)を分かりやすく解説しながら、興味深い内容を熱心に講述くださいました。




受付(大会会場入り口)



会長挨拶





学生代表委員長挨拶



書学書道史研究会による研究発表





民俗学研究会による研究発表



3年次学生による研究発表





質疑応答



質疑応答





特別講義の講師紹介



特別講義:賢治童話の言葉遣いについて





質疑応答



質疑応答