盛岡大学・盛岡大学短期大学部

盛岡大学短期大学部 教育目標

幼児教育科では、保育者としての専門的知識を身につけ実習やボランティアなどを通して実践力を身につけ、幼稚園や保育園所等では乳幼児期の子どもたちに対して、施設では障がいや複雑な家庭事情を抱えた児童たちに対して、情熱を持って生きる力を与えることのできる人材の育成を目指しています。

盛岡大学短期大学部 学習成果

「愛と奉仕」の精神をもつ人材として、広く社会の発展に貢献できる能力・資質を修得する。

(1) 専門的知識や技能の活用力

(2) 地域社会の多様な背景に対応した実践的応用力

(3) 奉仕の精神を基盤とする高い道徳的実践力

盛岡大学短期大学部 卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)【DP】

盛岡大学短期大学部では、キリスト教精神に由来する建学の精神「愛と奉仕」を基本理念としつつ、学則第1条に定める「深く専門の学芸を教授研究し、職業又は実際生活に必要な能力と幅広い教養を身につけた人材を育成し、以て広く社会の発展に寄与する」ことを目的としています。
こうした目的のもと、本学の学位プログラムの課程を修め、所定の単位修得と必修等の条件を充たすことで、下記の能力・資質を身につけた者に対して「短期大学士(幼児教育学)」の学位を授与します。

(1)専門的知識や技能の活用力
自らが学ぶ学位プログラムを通じて、地域社会で必要とされる専門的知識・技術・技能を修得し、状況に応じて総合的に活用することができる能力を有する者

(2)地域社会の多様な背景に対応した実践的応用力
地域の人々との円滑なコミュニケーションを通じて地域社会の多様な背景や動向を理解し、地域社会の問題を発見したり、それを解決するアイデアをそこで生活する人々との連携と協働を通じて構想したりする思考力や判断力、並びにその成果を積極的に地域社会に還元する姿勢や表現力を有する者

(3)奉仕の精神を基盤とする高い道徳的実践力
地域社会との共生の中で、他者に対する共感的な姿勢を涵養することを通じて、課題解決に向けて必要な論理的・実践的な知識及び社会資源を活用し、自ら主体的に実践する力を有する者

盛岡大学短期大学部 教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)【CP】

盛岡大学短期大学部では、卒業認定・学位授与の方針に掲げる専門的知識や技能の活用力・地域社会の多様な背景に対応した実践的応用力・奉仕の精神を基盤とする高い道徳的実践力を修得させるため、教養教育科目、専門教育科目及びその他必要とする科目を体系的に編成し、講義・演習・実技・実習を適切に組み合わせた授業を開講します。
教育内容、教育方法、評価については以下のように定めます。

1.教育内容

(1) 教養教育科目は、本学の教育理念を理解するための必修科目「キリスト教概論」が 配置されている「教養科目系」と「外国語科目系」「体育科目系」に区分され、学修スキルの修得に向けての基礎を培います。

(2) 学科の専門について学ぶ専門教育科目は、卒業に関する必修科目と免許・資格を取得するための必修科目と選択科目が複合的に配置され、地域社会に貢献する実践力の獲得を目指します。

(3) 専門教育科目を中心とする教育内容の統合と総合化のために、「専門特別基礎演習」と「専門特別演習」が設けられており、専門性をより深めます。

2.教育方法

(1) 対話のある教育方法を取り入れ、行動原理として掲げる「対話のある学校」を授業においても具現化するために、各教室に整備したソリューションシステムを活用し、アクティブラーニングを取り入れた教育方法を積極的に実施します。

(2) 地域社会の課題を自己のものとして捉え、考える機会として、免許や資格を取得するための学外実習や「総合特別講座」での実習、学外でのボランティア活動を重視します。

(3) 本学での学修の総まとめとして、各ゼミ主体で「卒業発表」を行い、外部に本学の学修成果を積極的に発信します。

(4) 各教員の授業評価やFD研修会等を通じて、常に改善された教育方法を実践します。

3.評価

(1) 卒業認定・学位授与の方針に掲げる能力・資質を担保する成績評価を行います。

(2) 各授業科目では客観的な評価基準をそれぞれのシラバスに明記し、それに基づいて厳正に成績を評価します。

盛岡大学短期大学部 入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)【AP】

盛岡大学短期大学部は、学則第1条に定める人材を育成するために、本学での学修に対する目的や意欲を有し、高等学校までの学習及び経験を通じての基礎的な知識、身近な問題について自ら考え、その結果を表現できる力を身につけた入学者を求めます。具体的な内容は下記の通りです。また、以上のような入学者を適正に選抜するために、多様な選抜方法を実施します。

(1) 高等学校等における各種の学習内容を幅広く理解している。

(2) 高等学校までの履修内容を通じて、話す・聞く・書く・読むというコミュニケーション能力の基礎的な内容を身につけている。

(3) 身近な問題について、知識や情報をもとに筋道を立てて考え、その結果を説明するこ とができる。

(4) 学びたい学科の知識や経験を社会で活かしたいという目的意識と意欲がある。

(5) 入学前教育として求められる、基礎的知識を身につけるための課題に最後まで取り組 むことができる。