盛岡大学・盛岡大学短期大学部
盛岡大学・盛岡大学短期大学部学長 長谷川 公一

盛岡大学・盛岡大学短期大学部学長 長谷川 公一

 大学は「窓」。知の窓。新たな世界へいざなう窓。これまでとこれからをつなぐ窓。ふるさとと未来をつなぐ窓。新しい自分と出会う窓。あなたの未来に向かって開かれた大きな窓です。盛岡大学の窓からは岩手山を、短期大学部の窓からは姫神山を美しく望むことができます。全国屈指のとても魅力的なキャンパスの窓です。

盛岡大学には文学部と栄養科学部の2学部が、短期大学部には幼児教育科があります。短期大学部の開学は1964年、4年制大学の創設は1981年。いずれも長年にわたって、教員、管理栄養士、幼児教育の専門家をはじめ、有為の人材を各界に多数輩出してきました。北東北の何よりの宝は「人」と言われます。盛岡大学と短期大学部は、人づくりに貢献してきました。「地域の人々の幸福のために尽くす精神をもった人材」を育んできたのです。本学の原点は、創立者細川泰子先生が説いた「愛と奉仕」の精神です。この建学の精神は、持続可能な社会をめざす、今日のSDGsの理念「誰一人取り残さない」を先導する理念でもあります。

本学にはまた「対話」というコンセプトがあります。学生同士の対話、教職員との対話、OB/OGとの対話、地域社会との対話、世界との対話、古典との対話、文化・芸術との対話、自然との対話、将来世代との対話、等々。学ぶことは対話することでもあります。さまざまな対話の先にこそ、あなたの未来があるのです。いま、北東北の若者が世界に雄飛しています。盛岡は近年、自然と景観の魅力あふれる歴史・文化・芸術・国際交流・学術交流の一大拠点として、世界のMORIOKAとして輝いています。

五感を研ぎすまし、全身をアンテナにして、このキャンパスから、あなた自身の未来への窓を押し開けてください。多くの出会いがあなたを待っています。