日本文学科の魅力
古典から近現代文学、中国文学、書道など、幅広く学べる充実のカリキュラムが魅力の日本文学科。
宮澤賢治や石川啄木など岩手・東北の文学者・作品の研究や、地域の伝承や民俗学の研究においては、この分野で高い評価を得ている先生方が、フィールドワークという形でも指導してくれるので、その世界観をより身近に感じることができます。
また、教員、学生、卒業生によって組織された「盛岡大学日本文学会」の存在も魅力のひとつ。
授業とは別に、学生自身が主体的に取り組む研究会だから普段の授業よりも、先生方がさらに身近に感じられます。毎年秋に行われる大会は、研究会や学生個人が、研究成果を発表する場となっています。
日本文学科
3つのポイント
免許の取得ができる
中学校教諭一種免許状(国語)
高等学校教諭一種免許状(国語)
\東北で取得できるのは、盛岡大学のみ!/
高等学校教諭一種免許状(書道)
書道の教員免許が取得できるのは、東北地方では盛岡大学
文学部日本文学科のみ!カリキュラムも充実しています。
\人気の資格/
図書館司書
都道府県・市区町村の図書館などで、新しく図書館に入れる本の選択や発注、入ってきた本の分類や目録作成をしたり、貸出・返却業務などの利用者対応などを行う仕事で、司書養成科目の単位を修得して卒業すると取得できる、人気の高い資格です。
◎その他資格
- 学芸員
- 日本語教員
研究会紹介
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◎啄木・賢治研究会
主な活動は、岩手県を代表する文学者である石川啄木と宮澤賢治に関わる研究です。学内で行う研究のほかに、盛岡市内外での散策の企画や実行、啄木・賢治両記念館でのイベントのボランティア活動なども行っています。啄木や賢治の作品が好きな学生が集い、楽しく活動を行っている団体です。
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◎近現代文学研究会
近現代の文学・作家に興味がある学生が集まり、1人では難しい文学研究をメンバーと話し合いながら進めていくことができます。そうすることで、自分では気づかなかった視点に気づかされる良い機会にもなります。文学研究の入口として、一歩踏み出すきっかけになる研究会です。
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◎漢文研究会
漢文の講読を行うこの研究会では、何を読むかを自分たちで決め、漢和辞典を引いて語句の意味を調べ、書き下し文や現代語訳をつけて、作詩の背景や意図を考えレジュメを作成していきます。学年を問わず活発に話し合いながら、分からないことが出てきたときは、顧問の先生に丁寧に教えて頂きます。
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◎書学書道史研究会
書道に関わるものの中から、年間を通して研究するテーマを決めて、深く研究をしていく団体です。様々な文献や作品を元に、新たな視点を発見するためにメンバー間で意見を交わしています。研究会での活動は、授業や書道部の活動で触れることがないような内容についても取り上げて理解を深めていくことができます。
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◎教職研究会
学年を超えて意見交換をしたり、教員採用試験に向けた勉強方法を共有したりするなど、いち早く情報を得て、教員という夢に向かって切磋琢磨できる仲間が集まる団体です。主な活動内容としては、国語の専門分野や教育全般について勉強や討論をしたり、模擬授業を行ったりしています。また、介護等体験や教育実習の体験談を聞く活動も行っています。
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◎日本語研究会
日常生活の中で感じた日本語に関する疑問について、メンバー内で話し合いながらそれぞれの考えを深めていく活動をしています。語彙・文法・方言・音声などの研究分野からそれぞれ自身の興味の向くまま探究をしています。もくもくと研究をするだけでなく、時には白熱した討論を通して、様々な角度からの他のメンバーの視点を得て、新たな発見へとそれぞれがつなげています。
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◎民俗学研究会
民俗学は、風俗や習慣、伝説、民話、歌謡、生活用具、家屋など身近なそしてはるか昔から人々が語り継いで伝えてきたものを研究対象としています。幅広い分野の中から自分の興味があることを見つけ、メンバーと協力しながらフィールドワークや研究調査を行う経験は研究会だからこそできる体験です。
日本文学科の授業について
1年次:主に基礎知識を身につけます
2年次:専門的内容を深め、研究の方法を学んでいきます
3年次:卒業研究を見据えて、自分の研究テーマを見つけます
4年次:卒業研究に取り組みます
卒業後の就職について
就職実績
専門領域の知識だけではなく、柔軟な思考力と対話力を身につけられることで、
卸・小売業、サービス業、教育系のほか幅広い職種に就いています。
また、多くの卒業生が国語や書道の教員、図書館司書、学芸員、日本語教員として活躍中!
学生インタビュー
- 所属する学部学科を選んだ理由を教えてください。
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文学部日本文学科
F.N書道を大学で学ぶことができ、国語と書道の教員免許がとれるからです。また、文学が好きだったからです文学部日本文学科
K.R日本語や古文・漢文に興味があり、将来は日本語教師を目指したいと考えていたからです
- 専攻している領域があれば教えてください。またなぜその領域を専攻したかも教えてください。
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文学部日本文学科
F.N研究テーマ(卒論):中学校国語科書写における毛筆学習の意義と、その指導の在り方についてです。教員になった際にも活かせるように、書道と教育に関することについて研究をしたかったからです文学部日本文学科
K.R現代語学です。現代で使用されてる日本語の変化や特徴に興味があったからです
- この学科に所属して「良かったな!」と思うことを教えてください。
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文学部日本文学科
F.N先生方の豊富な知識に基づいた授業で、日本語や、文学について深く学ぶことができ、知見が広がったことです。身近な言葉(方言等)について詳しく知れたことが良かったです。文学部日本文学科
K.R優しい性格の人が多く、とても落ち着いた雰囲気の中で学習できるところです‼️
- 選択している授業の中で、一番楽しい授業とその理由を教えてください。
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文学部日本文学科
F.N日本語史:日常的に使われている日本語をとことん追究し、現在使われている日本語になるまでの過程について学ぶことができます。当たり前に使っている日本語がどのように成り立ってきたのかを紐解いていくごとに、へぇ〜となることがとても多かったです文学部日本文学科
K.R中国文学概論:漢文に興味があり、同時に中国の歴史や文化も知ることができるからです
- 将来の夢または、取りたいと思っている資格を教えてください。
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文学部日本文学科
F.N中・高の国語の教員免許、高校書道の教員免許です文学部日本文学科
K.R将来は、日本語や文法を綺麗に使える大人になりたいです。
- モリダイを目指す高校生に、あなたが所属する「学部学科のオススメポイント」を教えてください!
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文学部日本文学科
F.N文学、語学、書道、民俗学など、様々な分野のエキスパートが揃っており、どの講義ももっと知りたいと思うほど面白く、人生を豊かにしてくれること間違いないです文学部日本文学科
K.R日本の文化、言語、国語など、文学に興味がある人にとっては、とても充実した教科が多いと思います‼️また、穏やかな人が最も多い学科だと感じます‼️