実施済み支援事業報告 宮古市田老地区での影絵劇上演          
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 宮古市立図書館支援イベント
 盛岡大学短期大学部学生による影絵劇上演


  主 催 : 宮古市立図書館
  協 力 : いわて高等教育コンソーシアム、盛岡大学短期大学部
  日 時   平成25年8月6日(火)
  場 所   10:30〜 田老保育園
         14:00〜 田老公民館
  支援参加者: 盛岡大学短期大学部人形劇サークルの学生
                                 計 18名
  目 的 : @ 被災地の子どもたちは娯楽や遊び場が少ない
          状況が続いているため、子どもたちに健全な
          レクリエーションを提供する機会を設ける。
        A 仮設住宅からの距離が遠いため利用が落ち込んでいる、
          宮古市立図書館田老分室(田老公民館内)の、
          2013年10月リニューアルオープンに向けて
          イベントを開催することで来館促進を図る。

  講 師 : 盛岡大学短期大学部 岩崎基次 准教授

田老保育園での影絵劇上演の様子
 

昨年度から続いている、宮古市立図書館への支援活動の一環として、
津波の被害が甚大であった宮古市田老地区にある田老保育園と
田老公民館にて8月6日に影絵劇のイベントを開催しました。
演題は「大きなかぶ」と「ブレーメンの音楽隊」で
盛岡大学短期大学部の18名の学生が影絵人形の作成の準備から
上演まで携わりました。

田老保育園は仮設住宅が設けられているグリーンピア三陸みやこの
敷地内にあり被災した子どもたちを受け入れている保育園です。
かぶを引っ張る場面では「うんとこしょ、どっこいしょ」と
全園児、約40名が大きな声援をくれました。

田老公民館は、子どもたちが学校から遠く離れた
仮設住宅に移ってからは利用が少ない状況のため、
夏休みの利用活性化および10月の市立図書館田老分室(公民館内)の
リニューアルオープンに向けてアピールを兼ねたイベントとなりました。
学童保育の児童など約20名が鑑賞してくれました。

上演後は学生と子どもたちが一緒に
影絵遊びやゲームをするなど交流を持つことができ、
学生たちにとっても有意義な活動となりました。


宮古市田老公民館での影絵劇鑑賞の様子。

影絵劇を鑑賞した田老保育園の園児たち 
(影絵の前にみんなで手遊びをしています。)

「大きなかぶ」を演じています。

こちらは舞台裏。
学生が一生懸命に人形を操作しています。


  

影絵劇を鑑賞した後は、
子どもたちと一緒に影絵遊びで楽しみました。

影絵の他にも、子どもたちと
いろいろなゲームをしながら交流を深めました。
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